2018-07-31

本を借りた。

  • 松村圭一郎『うしろめたさの人類学』
  • ティム・インゴルド『メイキング』
  • クリストファー・ボーム『モラルの起源』
  • 竹山美宏『定理のつくりかた』
  • モンテーニュ『エセー1』
  • パスカルキニャール『さまよえる影たち』
  • ベン・ラーナー『10:04』

借りる「棚」の趣向を変えたつもりだけれど、結局、あまり変わり映えはないかもしれない。遠藤周作の日記とか、借りようかと思ったのだが、止めた。

で、『モラルの起源』を読み始めたけど、借りる棚のファーストチョイスを自分は変えるべきなのかもしれない。今までだったら何より海外の小説、だったのだけれど、最近読んで面白かったのって、リチャード・ドーキンスの『進化とは何か』と『遺伝子の川』だし、もう少し遡ると、例えばイリヤ・ソミン『民主主義と政治的無知』とか、ナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性』だからね。面白かった小説って、記憶にねーわ。残念ながら。案外、ミシェル・ウエルベック『地図と領土』で最後だったのかもしれない。

ベン・ラーナー『10:04』は、今日の長い長い電車の旅(遠い場所で健康診断だったのだ)で読んで、それなりに面白い気がしたが、読み続ける必然性が、感じられない。

というか、思いっきり僻みっぽくいえば、現代のアメリカ産の小説って、ほとんどがアメリカの超一流の大学の、クリエイティブ・ライティングの教室で量産された製品で、そんな製品が、肉体労働者たる私にとって面白いかっていうとさーー。

と、書いて、今思い出したけど、ミランダ・ジュライ『あなたを選んでくれるもの』は、面白かったです、そういえば。翻訳を読んで、原著も読みました(翻訳の無双感!)。というわけで、アメリカの大学産の小説はクソだ、という単純な一般化はもちろんできないわけですが。(しかし『あなたを選んでくれるもの』は、小説家の書いたノンフィクションなのだけれど)。