12月になっていた。

淡々とした肉体労働。冬になっていた。


Amazonで本を2冊買ってみた。輸送料金は10ドルほどかかる。一度でいいので、英語圏の大きな本屋や図書館に行ってみたい(通ってみたい)と思う。電子書籍なら日本にいても容易に、比較的安価に買えるけど、結局の所、電子書籍は私にとっては本でない。紙のページをめくること。まだ読んでいないページと、既に読んだページ、それが目で見て触れて分かること。そういった実物的な感覚が、どうしても自分にとってはクルーシャルなようだった。検索するなら電子書籍だ。でも読書は検索じゃない。


頑張って働いて、お金を貯めて、英語圏の本屋(図書館)に行く。それを人生の目標にしてみても、いいかもしれない。


断片的なものの社会学』を読んだ。読んでいる時間、ずっと不快な感覚が浮き沈みして、この本の文体や感覚が本当に嫌いだと、思った。でも、不快で嫌いなだけなら数ページで捨てる。全部読んでしまったからそれだけでない。それが、何なのかはよく分からない。5年や10年前だったら手放しで好きになっていたかもしれないから、嫌なのかもしれない――引きこもっていた当時を思い起こさせられるような。あまり触れないでほしい。