雑記

もう一度今の仕事(役割)で夏を経験することも、冬を経験することもない。


今の職場に来れたのは幸運だった。体力は付いたし、リバビリにもなった。40度の炎天下や真冬の寒さの中、1日中台車を押すというのは、不条理なまでに大変ではある。しかし、やれないことはなかった――というか、キツイけど所詮はこの程度だった。私は案外に我慢強く、体力のある人間だった。もちろんそれは、オプション(選択肢)のなさに大いに起因することではある。けど。何もないなら、その何もなさを武器にすればいい。


私は高校を中退していた。空白だらけだった。しかし、ここは社会の底辺、「安定した」底辺だった。いろんな履歴の人がいて、別に私は珍しい人間では、なかった。中卒がいて、定時制高校卒がいて、大卒がいて、院卒がいた。誰もが区別なく、社会のベーシックな機能を、愚直に担っていた。


単純な仕事は複雑な人格を要求しない。政治も。それは、複雑な人格による政治(関係)の処理に困難を抱える私のような人間にも、それなりに優しい環境でもあった。


給与は安かった。ローソンのATMで今月の給与の振込を確認したら、21万だった。結構残業したはずだけれどそれでも、21万。時給1,050円で働いているんだから当然なんだけれど、ため息した。


多分この業界なら、私は今後も(役割はどうあれ)働けると思う。会社名的には自ずとブラック臭のしてくる某物流会社。その某現場。そこを1年弱観察しての、結論。